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日本のカイロプラクティック事情

 日本はとても不思議な国です。カイロプラクティックは急性腰痛いわゆるギックリ腰の治療法として、科学的に有効であるという根拠があります。そして現代医療では腰痛の治療法としてほとんど根拠のない注射療法などが一般的に行われています。注射療法は体を傷つける可能性があり、危険を伴う治療法です。腰痛の治療法としてはほとんど根拠がなく、副作用が重大であるため、あまりお勧めできる治療法ではありません。

 一方では根拠のある治療法を「科学的な根拠がない」と批判して、他方ではほとんど根拠のない治療法を認めているのです。日本の医学を世界基準と比較すると、ずいぶんと遅れていると言わざるを得ないでしょう。

 厚生省は東京医科大学の三浦幸雄教授を中心とした7名の整形外科医師に、カイロプラクティックに関する調査研究を委託しています。調査は1989年から約1年半行われて、1991年3月に答申されています。1991年7月に「脊椎原性疾患の施術に関する医学的研究」という報告書(別名「三浦レポート」)が行政通知として、全国都道府県衛生部に送られています。

 内容は「カイロプラクティックには科学的根拠がない。」というものです。しかし報告書の内容を読んでみると、日本のカイロプラクティックの現状を調査しているだけで、参考としている文献もなく、非科学的な研究であることが指摘されています。

 厚生労働省という一国を代表する機関が、非科学的な研究を鵜呑みにして、全国に通知しているのです。世界的な医学の常識からは有り得ない日本の医学の実態が浮き彫りになっています。

 日本の医学はとても保守的で、特に自然療法に対する偏見がいまだに根強いように思います。私はカイロプラクティックに限らず、日本での自然療法の地位の向上を心から願っています。自然療法が何か神がかり的な理解のできないものから、医学という科学に基づいた学問として認められるように努力していきたいと思っています。


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