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カイロプラクティックの資格

 残念ながら現在日本にはカイロプラクティックに対する公的な資格制度はありません。それぞれの民間団体が個別の資格を提供しているのが現状です。

 将来的にはカイロプラクティックが公的資格になることは間違いないでしょう。なぜならゼ先進諸国を初めとする世界各国で医師としての公的資格制度が確立されているからです。

 カイロプラクティックが信用するに値する医学という学問であるというのが世界の常識です。しかし日本でのカイロプラクティックの資格制度が確立するまでには、かなりの時間がかかると思います。

 私は「なぜアメリカで仕事をしないのですか?日本よりもアメリカのほうが医師として認められているのだから、もっと活躍できるのではないですか?」という質問をしばしば受けます。しかし実は資格制度が確立しているから、思い通りの施術ができるのかというとそうではいのです。

 私が働いていたアメリカのカイロプラクティック治療院には毎日だいたい15人から20人くらいの患者が訪れていたのです。一人につきおそらく平均5000円から7000円の料金を請求していたと思います。アメリカでは保険制度が適用されるので、保険会社に請求することになります。まずは保険請求をするために事務員を雇わなければなりません。

 だいたい一人のドクターにつき一人の事務員が必要だそうです。それだけ経費が掛かってしまいます。そして請求金額のおよそ3分の1は回収できないそうです。保険会社による審査を通らなければならないのです。

 保険会社では会社ごとに「この病気にはこの検査が必要で、治療回数はこのくらいまでしか払わない。」と言う基準が設けられているのです。基準に適合しなければ、保険は発生しないのです。治療方針は医師が決めるべきであって、保険会社が決めるものではないと思うのです。そうしないと十分な施術ができないのですから。

 日本の医療でも同じことが言えると思います。患者にとって最善の治療を施すことが、医師にとって最も利益につながる医療システムが理想です。しかし実際は薬を処方したリ、検査をしたりするなど、患者に費用が掛かることをしないとビジネスとして成り立たないのです。患者との問診あるいは身体検査などが敬遠され、検査・薬の処方・手術などが好まれるのは、効率よくお金を稼ぐための経営戦略なのです。

病院経営もビジネスなので仕方がないことかも知れません。理想的な医療というのは実際とても難しいことだと思います。


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